ビケンテクノ通信archives
2021/09/06
皆様 こんにちは ビケンテクノ通信WEB版 編集長ゴリです。🦍
ビケンテクノ通信archivesより抜粋記事です。
ベトナムPMCとの提携
ビケンテクノは、ベトナムのVNPT-PMC社(Vietnam Posts & Telecommunications Group – Property & Management Company 以下PMC)と提携することになりました。PMCは、VNPT(国営の電話会社 ・ベトナム郵政通信総公社)の子会社です。親会社であるVNPTが40%、経営者及び社員が40%、そしてビケンテクノが20%の株を保有する事になりました。PMCは不動産管理、設備管理、清掃、警備を行っており、本社はハノイにあり、支店がホーチミンとダナンにあります。800人の従業員が働いており、管理している物件は、主に大型オフィスや国会議事堂及び市庁舎などの公官庁施設、大型マンションなどです。
社会主義国であるベトナムは、ドイモイ政策によって市場開放を行っており、海外からも資本を受け入れています。ビケンテクノはシンガポールを中心に成長市場であるアジアへの展開を図っており、急成長しているベトナムのパートナーとしてPMCと提携しました。
ベトナムでは現在、国営企業の子会社を民営化していく政策を取っており、PMCについてもその一環で、国営企業が保有している株式を手放すタイミングで、ビケンテクノが取得しました。
ベトナムでの展開
今後ベトナムにおいて、PMCは現地のデベロッパー・不動産会社との仕事や公官庁施設の管理をさらに増やしていき、PMCとビケンテクノが提携することによって、病院清掃や空港管理、サニテーションなどの新しい仕事を展開していきます。日本での50年の実績をもとに、日系企業の工場メンテナンスや空調メンテナンス、FM業務なども展開して行きます。
また、PMCはビケンテクノとともに、不動産仲介やハウスキーピング、コンストラクション&マネジメントやコールセンター、設備修繕などの、日本のサービスとノウハウを提供して行きます。
将来の展望
今後、アジア各国で現地パートナーを探していきたいと考えています。ベトナムでの事業提携のように、市場を競争で取り合うのではなく、それぞれの強みを活かして、パートナーとして組んで仕事をしていくというスタンスを続けていきたいと考えています。また、ベトナムやアジア各国と日本で交換留学をしたり、日本にいる留学生を積極的に採用することによって、ビケンテクノは多国籍企業になっていきます。社内にベトナム人や外国人がいるのが当たり前の時代が来て、社内の公用語が英語になる日も来るかもしれません。
ベトナムは、ビケンテクノがアジアに展開していくシンガポールに続く第二ステップです。